製品

エアミルク・エアモルタル

優れた流動性で、打設の際に隅々まで充填できます。

軽量性

エアミルク・エアモルタルは、セメント・砂・気泡の割合配合により強度や密度を自由にコントロールでき軽量化の調整が可能です。
単位体積重量(生比重) 500~1,300㎏/㎡

耐圧縮性

一軸圧縮強さ 1N/mm² (qu28)(標準強度=地山の強度)………JIS-A-1108:1999(土の一軸圧縮試験方法に準じる)
配合の割合により、任意の圧縮強度が得られます。

耐久性

製造された製品が無機質のため、長期間安定した耐久性が得られます。

流動性

エアミルクは、流動性に優れているので最大200m(エアモルタル)~800m(エアミルク)程度の圧送が可能で、締固めの必要はなく、狭小部の注入・充填の施工にも適しています。 製品を特殊ポンプ圧送による配管で、製品が分離せず圧送が可能な流動性を確保するため、フロー値180mmの配合になっています。

特殊圧送ポンプ
特殊圧送ポンプによる圧送距離・高さの関係
(エアミルク)

施工性

  • 流動性に富むため、かなりの圧送距離及び、狭小な空間への打設が可能であり、締固めの必要もありません。
  • 仮設プラント(施工機械)比較的に小規模ですみ、能率よく工期短縮が図れます。
  • 単位体積重量のコントロールにより、浮力などによる浮き上がりを防止できます。
  • 吸水性があるため、軽量盛土にはシート布設などによる導水を行う必要があります。
  • 「自社プラント・自社施工」

軽量盛土工

家屋や一般道が近接する場所で道路など新設、改良を行なう場合に近接地や既設盛土ヘ盛土荷重の軽減を図ることができ、 短期間に低騒音、低振動で鉛直盛土が可能です。
尚、地すべり頭部の盛土を施工することにより盛土荷重を低減し、すべり対策の軽減を図ることができます。

道路拡幅盛土
地すべり対策の盛土
打設状況(軽量盛土)
施工前・完成(軽量盛土)

空洞充填工

製品の流動性を活かした空洞、空隙などを完全に充填できるエアミルクは、地下壕埋め戻し、トンネル・法面・深礎杭の裏込め、排気管充填、パイプループの中詰といった工事などに幅広く採用、施工されています。

エアミルク流動状況
地下壕・空洞埋戻し
注入配管・仕切土のう積
注入状況(地下壕)
法面等空隙充填
注入状況(法面)
注入状況(法面)
トンネル等空隙充填
注入状況(トンネル)
空隙注入概略図
パイプルーフ
注入状況(深礎杭)

施工手順

主な充填工種

地下壕充填工事

軽量盛土工事

深礎杭裏込注入工事

抗口押え盛土工事

排水路充填工事

管充填工事

鋼管矢板充填工事

トンネル裏込注入工事