高所作業にも
大きな機械を用いないため、高所での施工にも適しています。
(グリーンナックスネットは、デルタックスネットに繊維状樹脂シートを装着したネットです。) ※網目の表示寸法は、交点間距離
大きな機械を用いないため、高所での施工にも適しています。
施工が簡便なので、多くの場合、交通規制を行うことなくバリケード程度の簡単な防護施設だけで施工できます。
大きな機械が不要で、材料の大半が二次製品なので、厳しい立地条件や気象条件下での施工 にも適しています。
高強度ネットは、素線引張り強度1,770N/mm2 以上の硬鋼線です。 一般的な金網は、素線引張り強度 290~540N/mm2 の軟鋼線です。
高強度ネットの素線引張強度は、一 般的な金網の3~6倍以上あります。 また高強度ネットは、破断するまで大きな荷重に耐え、ある荷重以上からは変位増加率が減少します。 すなわち、地山の初期変状時点から「粘り強さ」で対応できることが試験 結果に顕著に現れています。
斜面安定には、この粘り強さの特性 が有効です。
左右端部は 「ねじり加工」が施されています。
一般の金網は、端部加工がなされていないため、引っ掛かりなどによる 変形や損傷が発生するという課題がありました。
高強度ネットの端部は、外れることはないので、弱点部になりません。
2 0 1 5 年 C O P 2 1 に お い て パ リ 協 定 が 採 択 さ れ 、地 球 規 模 で の 環 境 改 善 が 重 要 と な っ て い る 今、対策工も従来型から環境負荷低減型への転換が望まれております。 高強度ネット工法は、コンクリート構造物に比べCO2 排出量の大幅削減を始めとして、様々な 環境面で向上が図れます。
エコ・パワーネット工法会は、工法の安全性や信頼性、部材の品質を確保するために、 考えられる様々な試験および実験を行っています。
総重量約300t 、幅12.5m×長さ10.0m×厚さ1.2m、補強材間隔2.5m千鳥配置